■2002/02/18

お金がない!

金欠なのである。バイトをやめて約半年、とうとう銀行の貯金も底をつきそうな勢いなのである。今日明日はなんとかなるがそれからは生活の目処が立っていない。体験して分かった、リストラこわいっ!

明日明後日と学校行かなければいけなくて、なんとか学校に行くだけの金はあるんだけど昼食のランクが死ぬほど下がってしまいそうだ。明日の昼食はかけそばで過ごそうか。いやいやしかしとにかく金を使わないようにしなければ。

そんなわけで外に出ようにも先立つものが無いわけで今日は以前から頼まれていた納品日が近づいていた仕事をやっていたのだ、いくらかのサラリーを貰うために。テストが終わったのにも関わらず家に缶詰状態だったのだ、いくらかのサラリーを貰うために。ふと仕事をしていて思った。納品日とか締切が決まっててそれに間に合うように仕事をするとか苦手っぽい。レポートとかテスト勉強も前日だけで焦ってやるのが嫌いで、自分のペースでやりたいから少し前から少しずつやる、別に予定を立ててやってるわけじゃなくて。時間とか他の理由で自分のやることを思う通りに出来なくなるのが嫌いだから、働くとしてもサラリーマンとかに向いてないのかも。じゃあリストラとか関係無いじゃん!景気が少しでも回復するなるならリストラ賛成!などと考えながら。


■2002/02/19

マッドサイエンティスツ

今日は大学院生の研究発表を聞くために学校にわざわざ行った。研究発表を聞いていると、個人個人の研究色が出て非常におもしろい。明らかにやっつけ仕事として発表しているヤツとか本当に自分が興味を持っているから調べましたみたいなヤツとかいろいろいた。研究内容の発表も楽しいのは楽しいんだけど本当に笑えるのが発表に対する質疑応答なのである。

質疑応答で質問をする人はたいてい教授達で、その大学院生が本当に理解しているのかをどのような質問をすることで分かるのかを心得ているのか、やっつけ仕事で研究をしていたと思われる大学院生の受け答えは穴だらけで、素人が見ても困っているのが丸分かりでこれが非常に痛快。だいたい研究をしたいから大学院に行くのであるしやらなければいけないと思って研究をやってるヤツは必要ないと思ってるから、そんなヤツがこんな公の場であわてる姿を曝け出している姿が見れて非常に痛快である。もっと精進しろ!

人間同士の対話においての盛り上がってるときにはその会話にどのような特徴が現れるかという研究の結論として、盛り上がっているときには発話が重なりやすいという結論が出た。そこでコンピュータのインタフェース上でエージェントにこのような特徴を取り入れることによってコンピュータとの対話が楽しくなると発表したことに対しての教授の質問はなかなか愉快だった。もしエージェントに質問をしてそれを言い終わる前にエージェントがハイテンションで応答したらうっとしくないか?少なくとも自分は腹が立つが。といった質問。

>コンピュータアーキテクチャーに用いられるマルチスレッドの定義を・・・

>ノォー!そんなのも分からないのかい?ヘイボーイ!教えてやろうか?しょうがないな。わはは無能めっ!マルチスレッドとは相互関係に依存がないスレッドを同時に命令列に投入するシステムのことだ。分かったか無能。オレを敬え。オレを、敬え。

なかなか。でもやりたいことは分からないでもない。とにかくなかなか愉快な意見を言う教授だと思った。あとおもしろかった質問が、あるペイントソフトを用いて円を書くという操作を行ったあとその操作によって得られる画像が今までの状態遷移の中のものと一致するものを探すのにはすべての画素数をマッチングしなければいけなくて相当なマシンパワーを使う問題についてはどうするのか?といったもので大学院生は返答に困っていた。するとまた別の教授がこう言うのである。はっきり言ったらいいじゃない。円は中心の点の座標と半径さえ分かったらマッチングでき、それほどマシンパワーを使わないものなんだよと。はっきり言ったらいいじゃない、と。これにはなかなか笑わせて頂いたごちそうさま。

はっきり言えばいいじゃない。ダラダラ長くなった特にオチの無いこの日記を読んでくれた方に申し訳ないと。はっきり言えばいいじゃない。


■2002/02/20

○更新記録

今日は日記に書くようなことが特に思い浮かばなかったから、前々から書き直そうかなと思っていたaboutを更新してみました。管理人さんのプロフィールとか付け足したりしてみました。どうでもいいですかそうですか。あとこのサイトの仕様とかも書いてみてそれっぽく見せてみたりどうでもいいですかそうですか。


■2002/02/21

サラリー

嗚呼サラリー!砂漠でのオアシスとはこのことか。金があるって素晴らしい。昨日までの生活とはさようなら。昨日までの自分にさようなら死んでください。

とにかくこれで心置きなくスノボに行ける。このサラリーは今日頂戴できるとは思ってなくて本当なら嫌々ギャンブルで財を築いた男に借金して行かなダメだなと思ってたから。あ、彼に借りるのが嫌なんじゃなくて金を借りること自体が嫌い。それでよくよく考えたらそのギャンブルで一日で稼げる額といろいろ資料を集めてやり遂げた仕事で得ることのできたサラリーっていっしょぐらいなわけで。なんなんでしょう、この世知辛い世の中の不条理っていうの?おそらく彼に収入があったから金はもういいって言うと、オレだったら一日で稼げる額だなあははと一喝で終わるだろう。


■2002/02/22

パー

今日は卒業研究の発表を聞きながらケータイでずっとゴルフゲームをしていた。そんなことよりももうすぐスノボ。日曜の夜にこっちを出て帰ってくるのが金曜の早朝、になるのでとりあえずその間は日記を更新できないので。

そういった理由から今日はスノボ用のニット帽を買いにいったんだけど、危うくウェアを買ってしまいそうになった。去年に引き続いて友達から同じウェアを借りれるんだけど去年ゲレンデで雨雪が降ってきたときにその友達から借りたウェアが防水スプレーをしてるのにそれなり染みてきて寒い思いをしたので、どうせなら買ってしまうかというような感じになってしまって。ま、買わなかったんですけど。

でもニット帽も買ってなくて、ニット帽を明日買いに行こうと思ってるだけどその時にウェア買ってしまいそう。昨日なまじサラリーが入ってしまったから。もともと買うつもりなんて無かったものなのに。手に入った金がボギーしないように気をつけなくちゃ。がんばって得た仕事の金がすぐパーになりそうだ。最近こんな言い回しが好き。


■2002/02/23

あ、やっぱり

ニット帽を買った。そして案の定ウェアも買ってしまったのである。私は恐怖している。それは私が買ったウェアに起因するものである。そのウェアはどうせ年に一度しか使わないと思い妥協してしまったもので安いものであり、同じ考えを持った人がゲレンデに同じ服を着て滑っていないか?ということを私に予想させる。被ってしまうのは非常に居心地が悪いものである。私はさらに悪いことをと考える。それはレンタルとしてその服が貸し出されているのではないかということだ。もしそうなら自分で金で買った意味がないではないか。もしそれが現実のものとなるなら酷い自己嫌悪を起こしてしまうだろう。えてして悪い予想とは当たるものである。


■2002/02/30

スノボ日記

長野のスノボから帰ってきまして。とにもかくにもそれはそれは血まみれのスノボでした今回。ある人がジャンプに失敗し顔面から出血したかと思うと、翌朝にはまたある人が血便を出してしまうと。血便しちゃった人は結構ビビってたけどその翌朝には治ったために一安心してた様子。その安心感からかすごい上達を見せてゲレンデをブリブリ滑ってた。血便だけに、ブリブリ滑ってた。ここ笑とかんともうあと笑うとこ、ないですよ(くにおとおる)。自分はというと去年の酷い雪焼けを反省して強めの紫外線もカットしてくれるきつめの日焼け止めを使うことで去年に比べて相当雪焼けを抑えることが出来たのでその点は問題なく、他に特に怪我はしなかったのでいい感じ。とにかく大学の関係でスノボに行くと誰かが怪我をするのが定説になりつつあるので。一昨年(管理人さんは未参加)はへそから出血その後盲腸に発展、昨年は管理人さんの酷い雪焼け、今年は血便と。来年は誰が怪我をするのか怖いような楽しみなような。

一日目、消灯後のバスの中で後ろの席の教授と生徒らしき二人がずーっと喋っててやかましかった。学校の施設の話ばかりしていて聞くに堪えないこんなところでこんな時間にする話じゃないだろ普通。

二日目、それなりにスノボを楽しんで食事をしてからみんながグダグダしてるので一人で先に風呂に入って帰ってくるとみんな布団も敷かずに寝てた。そんな光景を横目にウォークマンで音楽を聴きながら本を読んでる自分を客観的に見て改めて自分がマイペースだなぁーと思ったり。

三日目、それなりにスノボを楽しんで夜はみんなでカードゲーム。みんなでカードゲームなんてほのぼのしてていい感じ。その後ひたすら下ネタトーク。全然ほのぼのなんてしてない。むしろギラギラ。

四日目、それなりにスノボを楽しんで最後にキレイなカービング方法の手応えを感じてスノボ終了。その後帰りの準備をして集合場所へ。すると見知ってる顔が。高校のときのテニスでダブルスを組んだ相方さんが。当時と変わりの無いリアクションの薄さと歯切れの悪さに声をかけたこっちが困ってしまったぐらい。大学で何を学んでいるのか。

五日目、帰りは超高速バスで帰宅した。どれくらい高速かというと高速道路で常に右車線を走ってアクセルを強めることなく深夜に走っている高速トラックを軽く追い抜くほどである。友達はその様子をずっと見ていて愉快だ愉快だと言っていた。けど超高速バスなため始電が走り出すかなり前に目的地に着いてしまって降りるときにはその友達、非常に不愉快そうだった。あとバスの中で管理人さんのことをニヒルなスナフキンと言ってた女の人がいたらしい。はてさてどういったりアクションを取ればいいものか。

旅行とかに行って帰ってくるとネタはたくさんできるんだけど非常に内輪ネタ(基本的に下ネタ)ばかりになってしまうので意外と日記に書けることは少ないといった感じなのよね残念ながら。