ALOEPRTY 200301a
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2003/01/01
![]() 昨日は年の終わりでしたので、一年の総まとめ的なものを書こうとぼんやりと考えていましたが、ぼんやりしたまま形にならなかったので書きませんでした。大晦日と言っても僕にとっては普通の一日であるので、いつもと同じように書くことが形にならなかったから書かなかっただけで。今年もこのような心づもりでいくつもりでございます。 今日も、僕にとっては普通の一日ですので、部屋に引き篭もって作業していました。食事をするためにリビングに行った時に、親に引き篭もりと言われたくらい。それで今日していた作業というのは、卒業研究の一部でして。僕の卒業研究は三次元的な情報をいかにして直感的に見ることができるか、というようなもので、ということは三次元の情報を作る必要があるのです。その情報を作る作業を今までまったく手を付けていなかったので、年も明けましたことですし、心機一転やってやろうかと思いまして、ちまちまとモデリングというものをしていたのです。下の画像が二時間ほどで作ったオブジェクト。 ![]() アールニオというデザイナがデザインしたボールチェアーという椅子です。ところで僕のマシン環境というのが CPU:Pentium MMX 233MHz メモリ:64M 解像度:800×600 ソフト:MetasequoiaLE という素晴らしい環境なのです。モデリング初心者な僕は、関連のサイトをいろいろと参考にしましたが、どのモデラーの環境よりも圧倒的過ぎるスペックでした。元旦からマシン環境の紹介なんかをしてしまうようなサイトではございますが、今年もこのように気ままにやっていけたらなと思います。 2003/01/04
![]() 初夢を見ました。夢の中、僕は高校生らしくて、自分の学校で女子高生、当然夢の中では同い年ですよ、と他愛もない話をして楽しんでいました。すると教師の格好をした生瀬勝久が、女の子とお喋りなんかしている暇があるのか、このままだと留年するぞ、というような感じの嫌味を言ってくるのです。僕は、居心地が悪くなったので何も言わずにその場を去りまして、ふらふらと中庭まで歩いていきました。 そうすると生瀬が、なにやら巨大な木板に向かってぶつぶつ呟いているのです。僕はどうも様子が変なので、しばらく見ていようと思い、腰を下ろしました。そうすると、向こうから祈祷師のような衣装をまとった初老の男性が現れまして、生瀬に何かぼそぼそと話し掛けていました。なにか危険な香りがする。すると生瀬は、飛び上がるように喜びました。僕はなにがそんなに喜ばしいのかと思い、耳を傾けたところ、ジュビロには負けてしまうけれど、それでもこのままいくとセレッソが優勝だな、いや本当にうれしい、などと生瀬。ああ、初老の男性は占い師でセレッソ大阪の今後を占って、優勝するという占い結果が導かれたのだなあと思ったところで目が覚めました。 人気俳優であるところの生瀬勝久と、卯建の上がらない大学生であるところの僕。この夢が暗に示しているのは、何であろうか。このことを頭の片隅に置いておくと、このサイトの日記が少しだけ楽しく読めるかもしれません。そんな訳ありません。 2003/01/21
![]() 年末に挑戦して、店員に初心者お断りと撲殺された電子工作になにやら光明が見えたので再挑戦してきました。年末と同じように、自転車を小一時間ほど走らせて着いた電気街の電子部品を扱っているショップ、年末とは違うところに入りまして、今回は何を買えばよいのかが分かっていたので、店員にこれでいけるよね、と確認しただけで、目的の部品をあっさり購入。もう去年の僕ではないのだよ。人間、年を重ねる毎に成長しなくては駄目なのです。 ショップをあとにした僕は、購入した電子部品を使って早く組み立てたい衝動に駆られていましたので、テンションは高め、家へ向かう自転車の速度も上々、てって自転車を快速に走らせていると、対面からやってくる様々な人間がとても邪魔なのです。サラリーマン、婆ぁ、水商売風の女、オレンジのサングラスをかけた若者…。あ。 あの若者、昨今世間を賑わしている藤本や。コンビ名を変えたことで世間を賑わしているほうの藤本や。毎週楽しみにしていたレギュラーの深夜番組が終わってしまって、ぱたりと見る機会のなくなったフジモンやったけど、普通に対面してまうなんてねえ、あ、ケータイでいっしょに写真とってくれまへんか、あのベッカム出演のCMみたいな感じで、いやいや、浪速のベッカムですやん、藤本さんは、はは、これからもがんばってくださいね、と心の中で言うに留めて、僕は再び自転車を走らせたのです、先程以上の速さで。 2003/01/29
![]() 「蟲師」という漫画がおもしろいのです。見慣れた動植物の遠い異形の存在、生命の原生体に近い存在である蟲と呼ばれるもの達のおはなし。この漫画のとても心地良い雰囲気が好きなのです。それは冷ややかな空気だったり、澄んだ透明感だったり、静寂感だったり。 例えばこんなおはなし。人里離れた村に住む予知夢を見る男がいまして、そこに主人公が現れ、その男に予知夢を見なくさせる薬を渡します、このまま予知夢を見続けると夢を見る回数が増えていき夢から醒めなくなると言って。一年後、主人公が再びその村を訪れると男以外の人間は消えてしまっていました。そして男は主人公に語り始めるのです。 男が言われたように、薬を飲んでいると、村を津波が襲い子供が死んでしまいました。村人は、この大惨事を予知夢できなかったと男を恨みました。それから男は薬を飲まないようになり、予知夢を見る回数がだんだん増えていきました。そうするうちにこんな夢を見るのです。村人の指先から青い黴が生えて全身に広がって、崩れ落ちてしまうという。そして。 男はそこで気付いたのです。夢は予知夢ではなく、見る夢が現実になるということに。なぜ本当のことを言ってくれなかった。男は主人公に言い寄ります。なぜ俺を殺さなかった、災いの元である俺を。主人公はこう言うのです、…生きてくれ。 それからこのおはなしは続くのです、まあ悲しい結末ですけれど。こんな感じのすごく切ない、心に残るおはなしばかりなのです、この漫画。寒い季節の夜中にひとりで読むのが良い漫画かもしれません。 2003/01/18
家を出ると質の良さそうな雪がぱらぱらと舞っていまして、なんとなく嬉しい気持ちになりました。グレイのアウターに白い雪が模様をつけていく様がなんとも楽しく、僕はなるべく雪に触れるようにと、歩きました。大阪をあとにして、学校のある京都へ。地下鉄に乗って学校のある駅に降りて、いっぱい雪が降っているのを楽しみに、地下から地上へとエスカレータをのぼっていくと。 |
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